龍が如く0(Yakuza 0)の評価・感想

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Humble Monthlyで買ったやつ。ネタバレなし。

 

YakuzaシリーズはPSPのやつ(クロヒョウとかいうやつ)をちょっと触ったら主人公の演技が棒すぎてPSPをぶん投げてやめたくらいで、本格的に触るのは初めて。なので演技面が不安だったんですが、杞憂に終わりました。映像がかなり実写に寄せてあるので、演技も自然に噛み合ってます。

方々でいわれてるとおり、ストーリーも文句なし。イベントもほとんどスキップできるので、トロフィー目当てなどの周回もそれほど苦にならないでしょう。

このゲームの最大の欠点、というか個人的に気に入らないところは操作性ですね。移動も戦闘も、全体的にもっさりしてるので疲れてきます。ただ、このもっさり感がないとヒートアクションの気持ちよさも薄れるかもしれない。とはいえ自分の好みでいえばもっとキビキビ動き回れる方が好みなのは確か。特に移動はもっとオープンワールドっぽく動かせればもっと売れるんじゃないかなーと思います。せっかくサブイベントが豊富なのに、移動がだるくてそこまでやろうと思えない。メインストーリーが重厚なのも手伝って、「本編だけでいいや……」ってなっちゃうんですよね。

というわけで、移動さえなんとかしてくれれば文句のないゲームです。難易度も選べるので、ストーリーだけ追いたい人にもおすすめです(というかこのゲームの戦闘はゴリ押しが可能なので全然難しくない)。

 

※追記

メインストーリーだけクリアしました。脚本は最高でした。登場人物のほとんどが存在感がすごいというのも脚本の良さを見事に支えてます。強いて難癖をつけるなら、最高の盛り上がりがラスト前に来てしまうことくらい。ラスボス二人が作中では存在感がない方の二人だったので、ちょっと下がって終わってしまうのが残念。

一方、やはりアクション面はまだまだ改善の余地があると思います。

様々なミニゲームやそれに伴うやりこみ要素がありますが、ストーリーを追うだけならほとんどスルーできるので、プレイヤーの判断で楽しめるのもプラス。

多少の難点はあっても総合評価としては超名作で超おすすめ! 思わず他のシリーズも追いたく……なるんですが、桐生編の完結といわれる6が、発売直後からクソ脚本だと話題になってたので、ゴールがクソだと今さら追う気にもなれないかな。ネットで評価を調べてみると、0を最高傑作と推す声がかなり多く、これで終わっておこうかなというのが現時点での考えです。0、1、2はおもしろくて3以降は微妙らしい。

 

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