「アボカド」がひっそりとトレンド下位にランクインしてました。
で、アボカドという単語を見るたびにアボガドパワーズというエロゲ会社を思い出すんですが、アボガドパワーズといえば人工失楽園。ちなみに果物は「アボ “カ” ド」でエロゲ会社の方は「アボ “ガ” ドパワーズ」で間違いないです。ややこしい。
話を戻して人工失楽園。90年代半ばに発表された作品なので、2010年代に入る頃には、「まあ、もう出ないんだろうな……」とは思っていたんですが、ふと気になって調べてみるとヤバ気なエピソードのオンパレード。
『人工失楽園』|1996年9月に制作が発表されたアボガドパワーズのアダルトゲーム。『黒の断章』『Esの方程式』に次ぐ涼崎探偵事務所ファイルシリーズ完結作。ファン待望の作品であったが、社屋水没事故による一時開発中止以降動きがなく、発売は絶望視されている[第5回企画3RC-28]
— レイジー瑠璃問(青問)bot (@0Z_RQuiz) 2019年8月9日
さらに、
・2004年春、社長の浦の長期入院と現場からの離脱、創業時からの主要メンバーであった幹部社員による背任横領行為が発覚、裁判沙汰となる。
アボガドパワーズ – Wikipedia
・また、社員に満足な報酬を払うことができず主要スタッフのほとんどが退職・離脱する
・浦は病気が癒えぬまま2005年6月に急死。
・2019年5月にウェブサイトが消滅し、現在の動向は不明となっている。
などなど、いろんな意味で絶望的で、バッドエンド確定の模様。
涼崎探偵事務所シリーズの第三作になるはずだった人工失楽園ですが、なんでここまで気になっているかというと、当然期待していたからです。「Esの方程式」にかなりしっかり作られているように見えた序章が含まれていて、体験版的な形で遊ぶことができたんですが、まさかあそこまで作られた作品が日の目を見ないとは。
英字のスタッフロールを見て、脚本を書いた人が「大月なの? 鈴木なの?」と思ったのも遠い昔の思い出……(正しくは「大槻涼樹」さん。ググったらこの人は今も活動している模様)。
大槻涼樹@単行本第①巻発売中です!(@suzuki_o)さん | Twitter
しかし、今になって振り返ってみると、このシリーズの設定はかなりガバガバですね。もし今リリースされたら、いろんな警察がシュバってくるに違いありません。
涼崎探偵事務所ファイル-Wikipedia
※追記2020.10
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