銃と狂気の国、それはアメリカ
↑の記事で、
“全米ライフル協会(NRA)の幹部でロックミュージシャンでもあるテッド・ニュージェント氏は1日までに、保守系のラジオ番組でインタビューに答え、フロリダ州の高校銃乱射事件で生き残った生徒たちを「嘘つき」で「思考が混乱し」、「気迫がない」などと厳しく批判した。”
とあります。感想といえば「お前がまず射殺されてみるか?」くらい。さすがに翻訳ミスか何かでねじ曲がって伝わってんじゃねーのかと思いたくなる、かなりぶっ飛んだ内容です。それ以外に考えられることといえば、トランプはCNNを目の敵にしているということで、ライフル協会とベッタベタの関係にあると思われるトランプ大統領に不利になるように仕向けてるかも? ってことくらい。
全米ライフル協会といえば、最近おもしろい話を聞きました。以前から「悪いのは銃ではなく暴力的なゲーム」という方向に持っていきたかったらしいのですが、最近はさらにそれを徹底するようになったそうです。「暴力的なゲーム」といえばだいたいFPS槍玉に挙げられることが多かったんですが、FPSの印象を悪くするとやっぱり獣の印象も悪くなる、ということで格闘ゲームを生け贄にしているのだとか。しかし昨今の格闘ゲームに一時期の勢いはなく、完全にオワコン扱いされてるのでさすがに(影響力という点で)無理があるでしょう。
日本でも偏向報道だなんだといわれるようになって久しいですが、アメリカのこの辺の事情は「ズバリ金」って感じがして潔いですね。直接人命が脅かされているというのにそれでも俺は金がほしい! ってことですから。人間の浅はかさというか限界が見え隠れしていると思います。
結局資本主義社会で一番強いのはお金。日本のブラック企業というかブラック国家体質もこの辺に原因があるんでしょうか。銃社会もブラック企業も、長い目で見ればマイナスになりそうなもんだけどなー、というのは素人考えでしょうか。