黎の軌跡プレイ日記6(終)クリアした感想

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※個人の感想です。ほんの少しだけネタバレ有り

ひとことでいうならクソゲー

本当~に不快感と疲労感しか残らないゲームでした。
これだけキャラを揃えてよくこんなにつまらない脚本を書けるなって思います。
とにかく水増し感がすごくて、ここまでいくともはや水が本体では? ○○風味のミネラルウォーターなの? いろはすなの? って感じ。
だいたい、「デスゲームだ!」っていっておきながら誰も死なないのおかしいだろ。

無駄にキャラが多すぎる

その原因について少し考えてみたんですが、キャラが多すぎるのが大きな原因のひとつかなという結論にたどり着きました。毎回毎回、ほとんど本筋に絡まない癖に新キャラ出し過ぎなんですよ(しかもだいたい消化や回収をされることがない)。
そのせいで無駄なカット、無駄なシーンが多くなるのが水増し感の正体……の半分くらいかな。
しかもローディングが長いのがそれらと合わさって最悪。
最後までチョコびっしりのトッポみたいな作品を作ってみろよ。

戦闘もクソ

ストーリー面だけでなく、ゲーム面でも不快要素てんこ盛りでした。
特に後半、状態異常の嵐なんですよね。それを予防していないとハメ殺されることもあるでしょう。事前に手がかりもないので、失敗してリセットするかあらかじめ攻略を調べてやるしかない。
しかも状態異常のアイコンが見にくいこと。「見にくい」だけならまだしも、完全に見えなくなっているケースもありました。

UIが重なって状態異常アイコンが見えない

あと戦闘関連でいえばAIがアホすぎるのも腹が立った。専門学校生でももっといいもん作れたでしょう。
戦闘終了後の会話がないのも気になりました。前作「創の軌跡」では唯一好きな要素だったんですが。もしかして脚本云々以前に、会社自体に元気がないのか?

ヒロインは誰なの?

ヒロインはアニエスではなくエレイン……と見せかけてアニエスでした。
ラスト2連チャンでエレインがハブられたのは納得がいかない。

不快キャラは気持ちよく殺してほしい

不満を並べようとすればいくらでも出てくるんですが、最後に一番大事なところを。
最近の軌跡シリーズはここが特にひどいと思います。ジェラールやメルキオル(特に後者)はもうかわいそうになるくらいのみっともない、もしくは凄惨な死に方をするべきでした。何キレイに死なせてんだよアホか。

よかったところ

今作だけじゃなくてシリーズ全体にいえることだけど、戦闘の難易度が変更できるのは◎。
雑魚戦をスルーできるようになったのも○。
ストーリーでいうならアーロンとエレインに関する部分は及第点以上だと思います。
そのくらいで全部埋めてくれればなぁ。
最終章のタイトル「いつか還る貴方のために」もよかった。そう考えるとストーリーは「創」よりはかなりマシになったのかな。また、このトロフィーを50%以上の人が取っていることにびっくり。売り上げが下がった分、信者の比率が上がってるんだと思います。
あとイライラしてる要素に関しては3割くらいPS4の性能に起因してる部分があるかも。先述したローディングに加え、処理落ちも今作は特にひどかった気がしますし。

おまけ

ここまで駄文を読んでくれた人におまけ。
相変わらずリーシャのおっぱいはすごかったけど、「黎」ではただの無駄キャラでした。
すでに「黎の軌跡2」が2022年秋発売と発表されていますが、減った売り上げは戻らないどころかもっと減るでしょうなぁ。

まず「銀」として登場するリーシャ
一瞬だけ仲間になります。強い。
他の女キャラとは一線を画す大きさ