Retroid Pocket5を使ってSteam Linkでリモートプレイしてみた記録

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私の環境だと何も設定せずとも100%使えるんですが、一応もっと細かい設定や異なる状況でも使うことを想定して、いろいろ調べてみました。

Wake-on-LAN

通称WOL。これを設定することでPCがスリープ状態でもRetroid Pocket5(つまりAndroid)で叩き起こすことが可能になります。
それを可能にするために、OSの設定とBIOS(WEFI)の設定をしなければいけません。

OS側の設定

私の場合はWindows11だったのでそれを例にします。
まず電源オプションから高速スタートアップを無効に(これはある程度のPCスキルを持つほとんどの人は無効にしてるはず)。
設定>デバイスマネージャー>ネットワークアダプター>Realtek PCIe GBE Family Controllerを右クリック>プロパティ>詳細設定タブの下の方にある「Wake On Magic Packet」有効にする。

BIOS側の設定

これがほとんどの人にとってはちょっとハードルが高いでしょう。
PCを再起動し、BIOS画面へ。私の場合はMSIのマザーボードだったので、再起動してからF11連打。BIOSに入るキーはメーカーごとに違います。F11以外にメジャーなのはDelキー。

BIOSに入ったら、Advanced>Power Management Settings>ERP Readyを無効に。
さらに、Advanced>Wake Up Event Setup>Resume By PCI-E Deviceを有効に。

Android側の設定

設定は何も変更する必要がありませんが、Wake On Lan – Google Play のアプリをインストールしておきましょう。
で、私の環境だと上の環境を構築したら、このアプリを起動しただけでPCのスリープが解除されます。おま環? 仕様?

余談

SteamLinkを実行している状態から、Steam内のメニューから「システムをオフ」を選ぶとちゃんと電源を切ってくれるんですが、「一時停止」を選んでも何も起こらないんですよね(おま環?)。これが若干不便。なのでOS側の電源オプションで「20分後にスリープ」などを設定して代用するしかなさそうです。